白色?青色?申告方法の違いと私の記帳法

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こんにちわsunです😁

本日は確定申告の申告方法「白色」「青色」についてまとめさせて頂きました。
この記事がこれから起業しよう、副業始めようという方への力になれれば幸いです。

初めに結論をお伝えすると、私は「青色申告」をお勧めします。
なぜかというと支払う税金を安くできるメリットが多いからです。

それでは詳細の説明いってみましょう!

  1. そもそも申告とは?
  2. 白色申告とは?
  3. 青色申告とは?
  4. どちらを選べばいいの?
  5. 私の記帳方法

そもそも申告とは?

申告とは、確定申告のことを意味します。

では確定申告とはなんでしょうか?🤔

それは、「国への所得(儲け)の報告」です。
(期間は毎年1月1日から12月31日までの1年間)

また確定申告報告期限は毎年、基本的に翌年2月16日から3月15日までの間となります。
※2019年度、2020年度は新型コロナウィルスの影響で3月15日→4月16日(2019年分)、4月15日(2020年分)まで延長されました。

国は納税義務を負う国民に向けて、
「日本で商売を行う場合、所得(儲け)の一部を税金として納めて下さい。」
と取り決めています。

またその計算は商売を行う、会社や個人の「自己申告」にて行っています。
その計算とはざっくりとお伝えすると

「売上-経費=所得(儲け)」

となります。
この所得(儲け)の自己申告のことを「確定申告」と言います。

補足ですが、申告にまつわる用語は聞きなれないものがたくさん出てきます。
別記事にまとめましたのでよろしければ、参照ください。

確定申告に使う用語まとめ

また「白色」「青色」をご説明する前に覚えて頂きたい用語が一つあります。
それが「簿記」です。

商売を行う上で日々の売上げや経費を記録していく作業が必要になります。
これを帳簿の記録=簿記と呼びます。

この簿記を大雑把に行っている(記録する帳簿の種類が少ない)ものが、
「白色申告」

細かく記録していて、より正確なもの(記録する帳簿の種類が多い)を
「青色申告」
といいます。

白色申告とは?

では白色申告に必要な帳簿の種類はというと、

・法定帳簿、任意帳簿

となります。

また白色申告をするために必要な事前提出書類はありません。
この後にご説明する「所得税の青色申告承認申請書」を期限内に提出していなければ自動的に
白色申告となります。

確定申告の時に確定申告書を提出しましょう!

青色申告とは?

青色申告とは不動産所得、事業所得、山林所得がある人のみできる申告方法です。
この申告方法を使うメリットは①〜③まであります。

①「最大65万円の控除が受けられる(青色申告特別控除)」
②「家族への給与が経費にできる(青色事業専従者給与最大86万円)」
③「赤字の繰越ができる。」
(今年度の赤字を来年度へ繰越し、今年度赤字を前年度黒字へ繰戻す。)

個人事業主はもちろん、サラリーマンの方でも上記の所得がある人は選択できます。

ただし、開業届と別に「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。
開業届と同じように税務署に提出するので、申告方法が決まっている方は同時に出すことをお勧めします😁

申告書のリンクを下記に貼っておきますね。
所得税の青色申告承認申請書」(国税庁HPより)

また提出期限はその年の3月15日まで、起業が1月16日以降の場合は起業後2ヶ月以内となつています。(例えば、起業が4月1日とすると6月1日となります。)

また書き方に関しては下記の記事がわかりやすかったのでご紹介しますね。

青色申告承認申請書の書き方」(弥生のあんしんガイドより)

そして、青色申告に必要な最大の難関は

「複数の帳簿を使用する簿記(複式簿記)」

で記録を取ると言うことです!

必要な帳簿の種類を見ていきましょう。

・仕分け帳、総勘定元帳、現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳、貸借対照表(確定申告時)、損益計算書(確定申告時)になります。※取引種類によって、さらに増えます。

はい!白色申告と全く違いますね!🤣🤣🤣
私も初めはわけがわからなすぎて泣きそうになりました😅

ただし、この後お伝えするようにこれらの帳簿は全てアプリが作ってくれます。
事業の形態、規模によって必要な帳簿が変わっていきますのでそれらは使用するアプリに任せてしまいましょう!
その中で少しずつ、どの帳簿が必要で何をしているかがわかってくると良いと思います!😁

どちらを選べばいいの?

事業を起こす前に売り上げや必要な経費などを試算した、事業計画書を作るのですが
その試算で65万円以上所得(売上-経費)が見込まれる場合は
「青色申告」
をお勧めします。

簡単に青色申告することで削減できる税額を試算できるサイトがありましたので
下記にリンクをはっておきます。
クラウド会計アプリ「freee」での税額診断

青色申告でハードルとなるのは「複式簿記」
だと思います。

帳簿をつける際には「簿記(ルールに基づいて帳簿を作ること)」の知識が必須なのですが、
今は「弥生の青色申告オンライン」や「freeee」など簿記の知識がなくても青色申告の帳簿が作れるクラウドアプリがありますので、それらのアプリを使ってまずはやってみることをお勧めします。
実際、私も1年目から青色申告をアプリで行い、税金を安くできましたし、申告書も問題なくできました😁

私の記帳方法

私は1年目から「弥生の青色申告オンライン」を使用しています。
最初に選ぶ候補としては、利用者数の多い「freee」との2択かと思いますが、私はインスピレーションでこちらに決めました🤣

というと、何も参考になりません😅ので年間コストを比較すると

「freee」
プラン:スターター
年払い:11760円(税込)
(機能)
確定申告書類の作成(白色・青色対応)
申告書類の提出機能(電子申告(e-tax)対応)
見積・請求書_納品書作成
チャット・メールサポート

「弥生の青色申告オンライン」
プラン:セルフプラン
年払い:8800円(税込)※初年度無料
(機能)
確定申告書類の作成(青色対応)
申告書類の提出機能(電子申告(e-tax)対応)
WebFAQが利用可能

となり、「弥生の青色申告オンライン」の方が若干安いかと思います。

私は「セルフプラン」から始めましたが、わからないところはインターネットで調べて十分でしたのでこのプランで問題ないかと思います。
ただし、このまま提出していいのか不安はありましたので
年度末に税理士の方に不明点だけ確認をしました。
結果、修正が何もなかったので以降はセルフプランで継続しています😁

本日も読んでくださりありがとうございました。
皆さんの新しい事業のスタートに少しでもお役立てできれば幸いです!

ではまた他の記事でお会いしましょう😁

sun

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